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VRのインタラクション

VRゲームやVRChatが楽しすぎたので思ったことを書こうと思う。
VRのインタラクションはいろいろやっているうちにしっくり来る感覚というのを植え付けられるようになっていて、あるいはしっくりくるべきなのだと思う。
これは他のあらゆる媒体についてもそうなのだけれど、特にVRの場合没入感をいかに引き出すかという点で重要になってくる。ここを「しっくり」させることができないと、VR世界にいるストレスが大きくなるだろう。

バイブレーションによる触覚補完

例えば仮想空間上における自分の手がものと接触したときに、現実世界で手に持ったリモコンがバイブレーションするというのはよくある実装だ。この感覚は比較的わかりやすい感覚で、最初は違和感があってもだんだんと慣れてくる。そして慣れてくるとリモコンがヴヴッと震えた瞬間に「ぶつかった」と感覚的に感じられるようになる。
そう、感覚的に、あるいは直感的に感じられるのだ。言い換えれば、インタラクションに対する慣れによってぶつかるという触覚的な情報が補完され、それまで視覚と聴覚だけだったVR世界において、「半触覚」とでもいうべき感覚を得られる。新たな「自由度」のリアリティを得られるのだ。

まとめ

多方向的にリアリティのあるインタラクションを実装できるとプレイヤーは没入感を強く感じられ、世界に入り込んだ興奮を最大限に味わえるようになるのだろう。

「いかにユーザーに感覚として植え付けられるインタラクションを提供できるか」ということについて、今後VR開発をやっていく上で考えていきたい部分だ。